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2025.11.28(金) お知らせ

■【出版物】『ぼちぼちはたらくAI共生論』が出版~AIに仕事を奪われず、共生するための1冊

AIは「ドラえもん」

「AIに仕事を奪われる」
「AIをどう使いこなすか」
そんな話をよく聞きます。
しかし、この本『ぼちぼちはたらく』は、AIと人を対立構造ではなく、共生するパートナーとしてとらえ、AIおよび人と組織に関する各界の研究者や実践者が語っています。

「AIを効率化や自動化のためだけのものにしたくない。テクノロジーは功利的な目的を離れたとき、もっとも人のためになるのかもしれない。そのときが、AIと生きる時代と思える。」(「まえがき」より)と言う編集者・桐原永叔氏の強い思いからこの本は生まれました。

ともすれば先進的な人々だけが活用しているように見えるAIですが、のび太のように不器用で、時に社会の“後方集団”にいる人を支えるドラえもん的な存在としてAIをとらえる発想は、テクノロジーの冷たさをやさしさに変えるような温かい視点です。
PFC代表の松村卓朗も第二章に登場し、「AIとの共生」を語るうえで欠かせない「人と組織の関係性」についてお話ししています。

ますます重要になる、人と人とのかかわり方と組織のあり方

AIやテクノロジーをどれほど導入しても、真に変革を有効なものにするために最終的に重要なのは人と人との関わり方、そして組織のあり方です。長年にわたってその分野をリードしてきたPFCならではの視点が第二章「ダイバーシティを育む健全な組織の条件」には描かれています。能力主義や成果主義を超えた「人が活きる職場づくり」はどうやったら実現できるのでしょうか。AI共生というテーマに人間的なリアリティを与え、「AIとぼちぼちはたらく」未来は本当にあるのでしょうか。

Before AI(AI以前に作られた事業や企業)/ After AI(AIを前提にして作られた事業や企業)という言葉も生まれました。ほとんどの人達はBefore AIに従事していると思いますので、これまでの事業や仕事のやり方を一生懸命AIを使って変革しているところと思います。しかし、これからはAfter AI事業や企業がどんどん生まれるでしょう。たった30人で300億円売上げる企業もでてきています。そうした企業とも伍していくために、イノベーションがますます求められるようになってきています。

第二章で松村は、そもそもイノベーションとは何かや、イノベーションを起こせる組織の条件としてのダイバーシティ&インクルージョンについても語っています。AIとの共生が必要な今こそ組織開発の重要性が増していると私達は考えています。

山口周氏「AI時代に問われるのは、人間の“能力”ではなく、人間の“関係性”。」

本書の帯には山口周さん(独立研究家・著作家)が『「うまくやる」より「一緒にやる」。AI時代の働き方を丁寧にほどいてくれる一冊。』という言葉を寄せてくださっています。

AIをどう使うかではなく、AIを通して私たちがどう他者とつながり直すか。
ぜひ本書を通じて一緒に考えてみませんか。

書籍プレゼントのお知らせ
ピープルフォーカス・コンサルティング(PFC)では、ただいま本書『ぼちぼちはたらく』を抽選10名様にプレゼントしています。
AIや人材開発、ウェルビーイングのテーマに関心のある方は、ぜひ手に取ってみてください。PFCのこれまでの取り組みについてもコンパクトに書かれています。
お申し込みはこちらからどうぞ。