コラム

2026.08.19(水) コラム

■【記事】経営者同士の対話を生む『これからの「善い企業の条件」』

『これからの「善い企業」の条件』を刊行して以来、さまざまな感想をいただいてきました。いただいた声を改めて読み返してみると、単に「面白かった」「参考になった」といった感想だけではなく、本書で取り上げたテーマがそれぞれの現場でどのように受け止められているのかが見えてきました。
いくつかご紹介しましょう。

経営者同士の対話を生む一冊として

最も印象的だったのは、本書を「自分だけで読む本」ではなく、「周囲に共有したい本」として受け止めてくださった方が少なくなかったことです。

「さっそく買って読んだ。わかりやすく書かれて良い内容だったので、まわりの人にも読むように薦めている」

「『ステークホルダー経営』の最先端を行く、理論解説&実践書としてぜひ役員たちに紹介したい」

などのお声のほか、社員の方に読んでもらうために10冊購入してくださった経営者の方もいらっしゃいました。

本というものは、一人で読んで終わることもできます。しかし、本書で投げかけている「善い企業とは何か」という問いは、一人で考えるだけではなく、経営チームや社員同士で話し合うことでより深まっていくものです。

企業の存在意義、働く人の幸福、顧客との関係、社会への責任。こうしたテーマについて組織の中で対話するための共通言語として、本書を活用していただけていることに大きな意義を感じています。


ステークホルダー経営と経営品質をつなぐ視点

「Bコープは従業員・コミュニティ・環境・顧客、すべてのステークホルダーへの責任を組織の根幹に据える考え方」であるとして、「利益だけを追うのではなく、すべての関わる人の幸せを視野に入れた経営」という点に共感をした

という声もありました。

善い企業とは、単に利益を生み出す企業ではなく、関わる人たちの幸せや社会への価値創造を大切にする企業である。その考え方に、多くの方が共感してくださっていることが伝わってきました。

一人でも多くのビジネスパーソンに「ビジネスの力で社会をより善い方へ変える」という考え方になってもらうことが使命”とのこと、私も僭越ながら同じように感じております。

というのもうれしいコメントでした。

また、本書を用いてB Corp経営についての読書会を開催するなど、教育や実践の場へ広がる取り組みも広がっています。

PFCでも読書対話会を開催します

私たちが本書で伝えたかったのは、善い企業の「正解」を示すことではありません。

むしろ、「どのような価値を社会に提供したいのか」「誰の幸せに貢献したいのか」を考えるための視点です。実際に学びの場や対話の場へと発展していることは、著者として大変励みになる出来事でした。

経営者として読んだ方。 組織づくりの視点から読んだ方。 教育や人材育成の観点で読んだ方。 社会課題との関係から考えた方。それぞれ受け止め方は異なりますが、共通していたのは、「善い企業とは何か」という問いに真っ向から向き合ってくださっていたことでした。

だからこそ、このテーマは一人で考えるだけでなく、さまざまな立場の方と対話してこそ深まるのだと思います。

9/10(木)18:00からはPFCセミナースペース(北参道)にて、『これからの「善い企業」の条件』読書対話会開催~人事の視点から、これからの善い企業を考えるも開催されます。

この読書対話会では、本書を読み解きながら、人事・組織開発担当者の視点から、これからの善い企業について考えていきます。安田太郎(PFCシニア・コンサルタント)のファシリテーションのもと、著者のひとり山田奈緒子(PFC取締役)も交えて、参加者の皆さまの経験や視点を持ち寄りながら、対話を深めます。
※人事や組織開発の担当者でなくてもご参加いただけます。また、未読・読みかけの方も歓迎いたします。

ぜひお気軽にお申し込みください。詳細はこちら。お申し込みはこちらから。
皆さんと一緒に「善い企業」の条件について考えていければと思います。