管理職・管理職候補者向け海外研修プログラム:GAIAリーダーの旅【オンライン】

国や文化を越えてビジネスをリードするために必要な4つのリーダーシップを、新興国での実践によって身につける管理職および管理職候補者向けの海外研修プログラムです。

管理職・管理職候補者向け海外研修プログラム・「GAIA リーダーの旅」概要
世界の社会課題に目を向けた次世代の真のリーダーを育成

これからのグローバルを舞台にしたビジネスをリードする為には、市場に関する知識だけでなく、ビジネスを通じて地球規模の社会課題の解決を目指す使命感、広い世界観と従来の慣習にとらわれない発想力が求められます。

GAIA(ガイア)リーダーの旅は 、 グローバルに展開していくビジネスをリードする、次世代リーダーに必要な 4 つのリーダーシップ(G:グローバル・A :アンビデクストラス・I:イノベーティブ・A :オーセンティック)を新興国での“越境”体験学習を軸に身につけるリーダー育成プログラム です。

 

新興国の荒波の中で、様々な制約をクリアしながら「自力で成果」を出す

英語で(英語が通じない場合も少なくない中で)発言、確認、提案、説得、交渉…。 現地とのコミュニケーションにおいて様々な制約や言葉の壁を乗り越えて成果をあげることが求められます。自社のネームバリューのない中で、どこまでできるか腕試し。

現地の様々な人々と対話・交流し、「ネットワークを構築」する

新興国・BOP での市場開拓に欠かせない、業種やセクター( NGO、国連機関など)を超えたコラボレーションについて、学び、実践します 。組織の枠組みを超えたリーダーシップを発揮し、相手にインパクトを与えるミーティングをやり遂げる力も身につけます。

新興国の現在・過去・未来を知り、日本では「得難い価値観」を身につける

現地企業の経営幹部や政府高官、現地で活躍する NGO やベンチャー企業のリーダー達など現地の人々との関わり等も通じて、日本では得難い価値観を身につけます。

現地の自立を促進する「ビジネスモデル」を作れるようになる

慈善活動ではなくビジネス。援助ではなく協業。GAIAリーダーのミッションは、新興国がもつ社会課題の解決と自社の利益(ビジネス)を両立させる新規ビジネスの構想です。

 

プログラムの中では「自社ビジネスでこの国の人たちが本当に豊かになるのか?」「この国の人たちがスキルアップできるのか?」「自社ビジネスが真の貢献になるのか?」「この国の社会課題に対してビジネスとしてわが社はどのような解決策をもたらせるのか?」などを考え抜きます。リバース・イノベーション等の様々な概念や考え方、ツールも用いながら、自分自身や自社の使命に立ち向かい、現地の自立を促進する新しいビジネスモデルづくりに取り組みます。

プログラムの特徴

  • グローバルな舞台
    • スリランカ(南アジア)で長く行い、2019年からはカンボジア(東南アジア)で実施(コロナ禍期間はオンラインで実施、2025年度はカンボジアを舞台に実施)
  • 充実した学び
    • 実績のあるコンテンツ提供と、GAIA 実践者である多彩なスピーカー陣によるインプットや意見交換
  • 視野を拡げる人材開発(新たな学びと行動促進と内省のミックス)
    • 社会課題解決の具体的方法論の提供(提携する SALASUSU の考え方の共有/事例の提供、等)とコーチングによるリーダーシップ開発の促進
  • 現地コーディネーターのネットワーク力
    • 現地でのアポとりなどは、参加者自身で。インタビュー先や連絡先のアレンジメントは、現地に精通したコーディネーターがサポート
  • 異業種間での交流の促進
    • 他社、NPO、等参加者との協働作業(インタビュー、議論・対話、等) を通じたチーム醸成のプロセス体験、リーダーシップの実践

こんな方が受講されています

  • 新興国ビジネスで成果を発揮することが求められている現役リーダー
  • 将来新興国で活躍できるグローバル・リーダーを目指す若手社員
  • 新興国での市場開拓・ビジネス立ち上げをお考えの事業部門の方
  • グローバルな観点から、自己のリーダーとしてのあり方を見直したい方

※業種·職種は問いません。
※日常会話程度の英語力があれば参加できます。(Phase1・3は主に日本語で行います)。
Phase2では、ご自身で英語で説明· ヒアリングをして頂きますので、その意欲のある方が望ましいです。

これまでの参加者の声

※現地滞在型/オンライン実施型の両方の声を含みます

  • 進出したい国のことばかりを調査するのではなく、私自身が何を社会課題と捉え、どのようなグローバル・リーダーになりたいかが本質であり、そのことを気づかせていただきました。(IT)
  • 責任感を持って目の前の仕事に取り組んでいる人ほど、目の前の仕事にいきがちなので、そういう人ほど、視野を広げたり、多様な視点を広げる中でハッと気づくことができる。むしろ必死に本業を頑張っている人に参加して欲しい。(金融)
  • GAIAプログラムは、次世代の経営を担う人材が、取り巻く社会を広い視点から考え、その上で本当のリーダーになるために必要な要素に気づくことができるプログラム。(不動産デベロッパー)
  • 途上国の長期的な開発を行うには、ビジネスを通じた方が持続可能でよリ大きいインパクトを残せると思っていたが、今回のプログラムを通じ、我々NGOにも民間にはできない役割があることを再確認することができ、非常に有意義な研修となった。(NGO)
  • 自身のできる範囲を一生懸命行うスタイルを取っているが、できる範囲を更に広げていかなければいけない事を、今回のGAIAプログラムを通じ、GAIAメンバーと共に時間を過こして痛感した。良い機会を頂き、本当にあリがとうこざいました。(小売)
  • 短い期間ながら、この国の過去の歴史の影響の大きさを痛感し、また、どのような社会課題も教育に行き着くことに強い問題意識を覚え、我々が課題と思っていたゴミ山は現地では課題とも認識されていないことに愕然とし、とにかく様々な見方があり、非常に考えさせる機会が多い旅となりました。(IT)

実施型式

オンライン

お申し込み方法

お問合せ、お申し込みはこちらから
※最少催行人数は、4名とします。

オンライン研修

スケジュール

  • Phase 1
    • 9月~12月:4日+0.5日
    • 9月12日(金)、10月3日(木)、10月23日(木)、11月13日(水)、12月5日(金)
  • Phase 2
    • 12月~2026年1月:2日+0.5日×2
    • 12月17日(水)、12月22日(月)、1月15日(木)、1月28日(水)、2月4日(水)
    • 12月~2026年2月:フィールドインタビュー
  • Phase 3
    • 2026年2月:1日
    • 2月19日(木)

※海外との調整等により、変更可能性がございます。

学習方法とツール

このプログラムは、現場ですぐに使える知識と、下記のような様々なグループ演習で構成されています。

  • オンラインでの自己学習
  • 自身の考え方や行動を振り返る演習やディスカッション
  • ブレークアウトルーム等を使用してのペア・ワーク、小グループもしくは全員でのディスカッション
  • グローバルで活躍する社会課題解決実践者との対話
  • 行動計画の策定
Phase 1

インプット・セッション:グローバル・リーダーとしての意識づけをし、社会課題解決に向けた視点や、新興国ビジネスのあり方を多面的に学ぶ

  • 将来を担う GAIA リーダーとしての意識づけをし、社会課題を見出す視座や、解決に向けて考える視点など、新興国ビジネスのあり方を多面的に学ぶ
  • 社会課題を実際に解決に導いた GAIA リーダー達との対話を通じた学びを、自社に結びつけ自社の未来を構想する
Phase 2

課題把握 / 課題取組セッション

  • GAIA リーダーやローカルの人々と交流し、社会課題の本質を把握する
  • 現地で活躍するビジネスパーソン等と対話し刺激を得て、自身のリーダーシップ開発に活かす
  • 現地を知り、現地に触れ、現地とのフィールド・インタビューを通じて、課題を把握し自社ならではの社会課題解決への貢献を考える
  • 異業種からの参加者や現地のパートナーとの協働提案ソリューションを検討する
Phase 3

振り返り/発表会:フィールド・インタビューでの学びを共有し、自社ビジネスへの活かし方を考える

  • 現地での学びを共有し、自社ビジネスへの活かし方を考える
  • 異業種参加者との協働提案による貢献を考え、提案を行う

現地渡航版はこちらをご覧ください
https://www.peoplefocusconsulting.com/gia-leadership-journey-and-programs_onsite