お知らせ

2024.10.30(水) お知らせ

■Cultural Diversity Indexにおいて、ゴールドランクに認証されました

株式会社ピープルフォーカス・コンサルティング(以下「PFC」)は、2024年10月21日(月)に、認定特定非営利活動法人 Living in Peace(以下「LIP」)が認証を行うCultural Diversity Index(以下「CDI」)において、ゴールドランクに認証されたことをお知らせします。(※1)

左:龔 軼群(LIP代表理事)、中央:千葉達也(PFCソーシャル事業推進室長)、右:松村(PFC 代表取締役)

CDIは、難民等も含む移住背景のある人々が働きやすい職場環境の整備を支援することを目的とした指標で、組織の文化的多様性の包括を評価します。労働力不足を補うため、日本で就労する外国人材はありがたい存在ですが、言語や文化の違いによる障壁や働きづらさも生じています。そこで、お互いの違いを認識し、理解し合い、尊重し合いながら共に働くために、理解を深めるための指針として作られました。

今回いただいたゴールドクラス認証の企業・団体は、指標となる7つの大項目(「行動宣言」、「社外訴求」、「採用・インターン」、「職務環境」、「組織文化・風土醸成」、「社会貢献活動」、「改善プロセス」)全てに積極的に取り組んでいます。当社の場合には、特に以下の2点を高く評価いただきました。

■組織文化・風土醸成
・アンコンシャスバイアス動画講座を開発し、多くの社員が学習している。
・DE&I状況に関するアンケート調査を行い、この結果に基づくワークショップを実施することで、社員同士の感じ方の違いについて理解を深めた。

■社会貢献活動
・ボランティア有給休暇の設定やボランティア活動に参加できるよう、サービスデーを毎年企画している。
・CSR活動として、毎年社員から非営利団体の支援候補を募り、売上の1%を寄付(プロボノ)に当てている。

認証式では、多くの企業・団体にとって参考になりそうな取り組みをベストプラクティス賞として表彰し、その取り組みを紹介されました。どの取り組みも参考になるものでしたが、ここでは特に特徴があった事例を2つ紹介します。

■株式会社さくらコーポレーション (https://www.sakura-corp.co.jp/
 【受賞内容】
 エンジニアの人手不足から採用を進める中で、初めて海外からの人材(ネパール人3名)を受け入れることになりましたが、その際の受け入れ準備が評価されました。全社員を対象とした人権啓発の研修を実施し、日本語テキストのシンプルな表現への見直し、などに加え、ネパール文化を理解するために代表自らが入社前の社員に会いにネパールまで訪問した姿勢には、当日の会場でも驚きの声が上がりました。

■株式会社東芝
 (https://www.global.toshiba/jp/sustainability/corporate/performance/social/diversity.html
 【受賞内容】
 DEIB方針を策定するだけでなく、経営陣も巻き込んで社内のみならず社外に対しても発信した点が評価されました。特に社外への発信は、多くの企業において課題とされている中、DEIB推進用のサイトを設けたことは、外国人材を積極的に採用したい企業・団体にとって参考になる内容でした。

日本の外国人雇用に関して、技能実習制度はこれまでさまざまな批判を受けてきました。そこで今年、新たに「育成就労制度」が導入され、一部の転職が認められるようになりました。御社では外国人財が働きやすく、活躍できる土壌は整っているでしょうか?

PFCは、これまでクライアントへの異文化コミュニケーション研修等の提供によって、海外からの就労者の受け入れを支援してきましたが、今回の認証式で、受け入れ準備や入社後の悩みの幅広さを知りました。今後、社内はもちろん、クライアントの皆様にもより充実したご支援ができるよう努めていきたいと思います。

※1:組織における⽂化的多様性への取り組みを評価する指標「Cultural Diversity Index」の第1回(2024年)認証で15社の職場環境を評価 | 認定特定非営利活動法人 Living in Peaceのプレスリリース


関連プログラム・サービス

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(認証式参加者レポート:ソーシャル事業推進室 千葉 達也)