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2026.02.24(火) お知らせ
■【出版物】『これからの「善い企業」の条件〜ビジネスの力で社会を変えるB Corp(tm)経営への挑戦』プレジデント社より刊行
本書『これからの「善い企業」の条件〜ビジネスの力で社会を変えるB Corptm経営への挑戦(プレジデント社)』は、長年にわたり「ビジネスの力で社会を変える」ことを探求してきた私たちピープルフォーカスコンサルティングの、現時点での集大成としての一冊です。創業者である黒田由貴子がハーバード・ビジネス・スクール在籍時に抱いた「ビジネスは社会課題の解決にもっと貢献できるのではないか」という問い。30年以上前のこの問題意識から始まり、その後の起業、組織開発の実践、そしてB Corp認証取得へと至る歩みが、本書の背景にあります 。
いま、「善い企業とは何か」という問いは、かつてないほど重みを増しています。かつては「大きい会社」「儲かる会社」「給料がよい会社」が善い企業とみなされた時代もありました。しかし、環境問題や格差の拡大、社会の分断が深刻化する中で、「利益最大化だけ」を掲げる企業に対して、多くの人が違和感を覚えるようになっています。企業は株主だけでなく、従業員、顧客、地域社会、さらには地球環境や未来世代にまで責任を負う存在である――混迷の時代にあっても、世界的な潮流の根底にはこうした考え方があるのではないでしょうか。
本書は、その流れに“乗った”から書かれたものではありません。むしろ、SDGsやサステナビリティ経営が一般化する以前から、経済価値と社会価値の両立を模索し、実践してきた私たちの歩みの延長線上にあります。売上の1%を世界の子どもたちのために使うというポリシーや、難民支援等への継続的な関与、企業と社会との関連を重視したプログラムやワークショップの提供など、理念を掲げるだけでなく、具体的な行動やサービスに取り組んできました。
そうした実践の中で出会ったのが、B Corpという考え方です。B Corpは、社会や環境に対する積極的なインパクトを持つ企業を認証する制度ですが、本書はそれを単なる認証制度として紹介するのではなく、「ステークホルダー資本主義」を体現する一つの具体的フレームとして位置づけています。従業員、コミュニティ、環境、顧客、ガバナンスという五つの分野から、これからの「善い企業」のあり方を具体的に考察し、各章には自社を振り返るためのチェックリストも用意されています 。
本書は、理想論を語る本ではありません。「きれいごと」としての社会貢献ではなく、経営のど真ん中に社会性を据えるとはどういうことか。そのために、何を問い直し、何を実践するのかを、具体的に示しています。
いま、サステナビリティやパーパスが当たり前に語られる時代だからこそ、「本当に善い企業とは何か」をあらためて自分の言葉で考えたい経営者やリーダーに読んでほしい一冊です。世の中の流れに追いつくためではなく、自社の軸を問い直すために。
ビジネスを、より良い世界をつくる力にしたいと本気で考える人にこそ、手に取っていただきたいと思います。
発売は2026年3月17日。現在アマゾン等で予約受付中です。
