お知らせ
2025.06.01(日) お知らせ
■善い企業となるための人と組織を育てる ─PFCが支援するリーダー育成と実践事例

クライアント起点で進化する、実践型プログラム群
PFCのウェブサイトには、様々な研修プログラムが掲載されています。これらの多くは、長年にわたりクライアントの皆様の要望に応じて、あるいは抱える課題に応える形で開発されてきたものです。つまり、クライアントの皆様の数だけ、そしてその要望や課題の数だけ研修プログラムが存在することになります。実際に私たちのウェブサイトに掲載されているプログラムやサービスは、その一部にすぎません。
今回は、その中から最近注目を集めているサステナビリティ経営関連のサービスに焦点をあて、PFCが提供している多様なプログラムをご紹介します。
次世代経営リーダーの育成プログラム
御社では、どのように次世代を担うリーダーを育成しているでしょうか。
PFCでは、次世代のリーダーにはサステナビリティ経営、すなわち「企業の社会的責任」を果たしながら「ビジネスの持続可能性」を追求することのできる経営手腕が必須であると考えています。したがって、次世代リーダーの育成には、その両立の実践体験を組み込むことが不可欠であると捉え、さまざまなプログラムをご提供しています。
GAIAリーダープログラムでサステナビリティ経営を実現できるリーダーを育成
その代表的なプログラムが「GAIAリーダープログラム」です。GAIAリーダープログラムは、新興国を訪れ、その国の社会課題を見出し、他のステークホルダーと共に自事業での解決を考えるという体験を通じて、「サステナビリティ経営を実現できる経営リーダー」への成長を目指すものです。
具体的には、社会価値と経済価値の両方の創出を追求する中で生じる矛盾や対立を疑似体験。し、さらに、社会課題に対する自社の存在意義や事業の負の側面などを深く考え抜き、自身の行動や活動へとつなげていきます。
このプログラムでは、理論の学習にとどまらず、実際の現地での経験を通じて、日本での業務だけでは見えなかった視点を得ることができます。それにより、リーダーとしての視野を広げ、視座を高めることが可能になります。ビジネスの視点を持ちながら、現地の社会課題の解決に真剣に向き合うことで、企業内の優秀なマネジャーにとどまらず、社会全体に影響を与えるリーダーへと成長することができるのです。
私たちはGAIAリーダープログラムを通じて、ビジネスを通じた社会課題解決に積極的に取り組む意識と能力を持つリーダーを育成し、企業価値の向上、企業の永続的な成長、ならびに社会的影響力の拡大を支援しています。
GAIAリーダープログラムの詳細はこちらからどうぞ。
マネジメントから一般社員まで、パーパス浸透のためのワークショップを実施
「パーパス経営」が注目される中、経営計画に「パーパス」を盛り込んではみたものの、各人の日々の業務との結びつきが薄く、一人ひとりの具体的な行動につながらないケースも少なくありません。
パーパスを血肉化するには、社員がパーパスを「我が事」として捉えることが欠かせません。パーパスについての対話を通じて、各社員が自己の体験と照らし合わせてその理解を深めることが、実行可能な行動へのカギとなります。
たとえば石原産業様では、パーパスの浸透を図るため、マネジメント層、一般社員層へと段階的にワークショップを実施。PFCではこのワークショップの企画・運営をサポートしました。
詳しくはこちら
MVV浸透プロジェクトで、持続可能な成長と社会的価値の創造を目指す
また、MVV(Mission, Vision, Values)の浸透プロジェクトも多くのクライアント企業に提供しています。
たとえばC社では、企業のミッション、ビジョン、バリューズに基づき、戦略的思考と変革のリーダーシップを養うことを目的としたプログラムを実施しました。このプログラムでは、持続可能な成長と社会的価値の創造を目指し、MVVの理解・浸透と、戦略立案能力の育成を目指しています。
このような取り組みは複数の企業で支援しており、なかには十数か国をまたいだグローバルな浸透プロジェクトの事例もあります。
DE&I推進のための研修やワークショップ
PFCでは、多様性・DE&I推進にも長年にわたり取り組んできました。その一例が、今年創業90周年を迎える村田機械株式会社様です。
村田機械様では、多様性こそがイノベーションの源泉であるという信念のもと、女性リーダーの育成をはじめとする多様性推進に継続的に取り組まれています。特筆すべきは、事業部が主導してダイバーシティ推進活動を継続している点です。
人事部門はどのように事業部を支援し、現場主導の活動を根付かせてきたのか。PFCが提供したプログラムや側面支援の詳細は、こちらをご参照ください。
アンコンシャルバイアス研修でインクルーシブな風土を作る
DE&Iの実現に向けて、多くの企業がインクルーシブな職場風土づくりのためにアンコンシャス・バイアス研修を導入しています。オンラインコンテンツを用いた個人学習を導入しているグローバル企業の例もあります。日本拠点向けにカスタマイズした研修のご相談も寄せられています。
また、日系企業でも、管理職の昇格時に人事やダイバーシティ推進室が1〜2時間のレクチャーやディスカッションを実施する取り組みも見られます。
インクルーシブな職場風土への改善行動にまで踏み込みたい場合には、PFCのアンコンシャス・バイアス研修をご覧ください。このプログラムは、知識習得にとどまらず、職場に定着することを意図しています。少数派を疎外するバイアスや、繰り返されるマイクロ・アグレッション体験を共有する話し合いの場を、研修の一環として盛り込んでいます。
多様な感じ方をフィードバックし合える、心理的安全性の高い職場づくりのために。管理職の強化、メンバーの啓発、職場での話し合いの促進まで、プログラムを通じて実践できるようデザインされています。
PFCのサステナビリティ支援
私たちのサステナビリティ・サービスは、クライアントのニーズに応じて柔軟にカスタマイズすることも、幅広い領域で活躍する企業からも高い評価を得ています。
私たちが目指すのは、企業が単に利益を上げるためだけに存在するのではなく、社会にどう貢献できるかを常に考えることでさらに利益をあげることができる存在となり、その結果として持続的な成長を遂げることです。
この考え方は、クライアント企業が社会的責任を意識し、平和で持続可能な社会の実現に向けて積極的に貢献する姿勢に繋がります。企業の成長は利益の追求にとどまらず、どれだけ社会に貢献できるかを追求することに大きな意味があると、私たちは信じています。
PFCのサステナビリティ・プログラムについて、詳しく知りたい方はお気軽にお問い合わせください。